おはようございます。株式会社アンブラン・女性起業家専門アドバイザーの山崎恵美子です。
先日、電車の中でこんな光景に出くわしました。
中年のご婦人が、ちょっとした拍子に若者の足にぶつかってしまったのです。
ご婦人は即座に、丁寧に謝っていらっしゃいましたが、若者はしらんぷり。
怒るでもなく、許すでもなく。
なぜならば。
聞こえていなかったからです。
聴覚障害ではありません。
ただイヤホンで音楽を聴いていたのです。
ご婦人の謝罪の言葉は届いていませんでした。
もちろん、トラブルになったわけではありません。
むしろ若者にとっては、足にぶつかったことなど気にも留めるようなことではなかったのでしょう。
でもはたで見ていた私は、なんだか残念な気持ちになってしまいました。
そして「もったいないなー」と思ったのです。
その若者もご婦人の謝罪の言葉を聞いたら、ちょっと素敵な気分になったかもしれません。
そんな機会を逃してしまったんですね。
ニューミュージックの女王である、女性ミュージシャンの作詞の方法を、ふと思い出しました。有名な話です。
彼女のたくさんの楽曲のネタの一部は「世間の聞き取り」から拾ったものだそうです。
ファミレスでカップルの近くに座り、会話に聞き耳をたてる。
そこで自分の体験にないドラマの会話を「聞き取る」。
それと自分の想像力や経験を融合させて、一つの作品を造り出す。
使える五感を使って日常を取材すること。
そこにはブログのネタはおろか、ビジネスチャンスだって落ちているかもしれません。
本日はで川崎市のサービス業のアドバイスです。