おはようございます。株式会社アンブラン・女性起業家専門(だけど性別不問)アドバイザーの山崎恵美です。
長文です。
アクセス解析をしていて、アクセス元を辿って行って見つけてしまったあるサイトの話です。
そこには気学について学びはじめたばかりと思しきブログがありました。
記事の数は4か5くらいだったと思います。
きっと気学に出会って、世界が開けて、ブログに記録したい!という衝動に駆られてのことと思います。
ほほえましいです。
ブログを始めるきっかけって、大抵そんな感じが多いですもんね。
そこには「五行について」書かれていました。
相生と相尅についてです。
書かれていることは基本的に間違ったことは書かれていないのですが。
ただ、その記事の締めくくりには。
「五行はあまり使わないので気にしなくていいです」
と書かれてあったのです。
おっ??
おおー!!??
と、私が叫んでしまったのを理解して下さる方は多いと思います。
しかもその記事には「いいね!」がすでに3つついてました。
くらくらしながらも、
何かコメントしたい衝動に駆られながらも、
静かにスルーすることにしました。
ネットの世界は「玉石混交」です。常識です。
情報は、「受け取る側に責任がある」
と言っても過言ではない世の中になってしまっています。
(良し悪しは別として)
そしてある日。
古い気学仲間に、その話を何気なく話したのです。
当然、「間違った情報を掴むのも、その人の運よね。」との返答です。
そのとおりです。
でもそこで、また私は「はた」と考えてしまったのでした。
ではなぜ、自分の知っている知識だけが正しいと思うのか。
他の知識を知らないだけだ となぜ気が付けないのでしょうか。
そのブロガーは、決して自分が間違っていると思って書いているわけではありません。
ましてや「騙してやろう」などと考えているわけでもないでしょう。
そう。
そのブロガーは 自分の知っていることは正しいと思っている だけです。
もっと言えば、他の知識を知らないことを知らない だけなのです。
ということは、勉強途中の私たちも同じです。
他の流派を「間違っている」、自分の流派は「正しい」と
思い込むことは、果して得策かどうか。
ようは正しいか正しくないか、ではなく
単に「知っているか」「知らないだけか」なのです。
そして知識が相反して「タブー」が生まれた時。
どちらを「活用するか」。
ただそれだけのことだと思うのです。
このブログに出会ったのは
「ネットの情報は玉石混交」と知らされるためでは無く、
今回の真理に気づかせるためだったのかなぁと
タイミングの絶妙さを不思議に思う今日この頃です。