おはようございます。株式会社アンブラン・女性起業家専門アドバイザーの山崎恵美子です。
先日3年に一度の介護報酬の見直しで、報酬の2.27%引き下げが決定したことで、介護業界は揺れています。
財務省と厚労省の戦い(?)でこのポイントが落としどころとなったようです。
財務省が主張する引き下げは、特養を運営する非営利の事業者の「過剰な内部留保」が大きな要因となっています。
これに対し厚労省は「介護従事者の人手不足は深刻。人材不足に拍車がかかる」と訴えています。サービスの劣化は介護制度の根底を揺るがしかねません。
心配されるのは、誠意と熱意をもって地道にケアに取り組んでいる、各地の小さなNPO法人や中小企業や事業所です。
いっしょくたにされ、とばっちりを受けるのではどうにも納得はいきません。
今後訪問介護サービス事業も含め、動向に注目して行きたいと思います。
とにもかくにも人材確保が急務です。
抜粋しますと
①評価・処遇制度の導入
評価・処遇制度、昇進・昇格基準、賃金体系制度、諸手当制度のいずれかの制度を 導入すること。
②研修体系制度の導入
職務の遂行に必要な能力等を付与するため、カリキュラム内容、時間等を定めた職業訓練・研修制度を導入すること。
これにはそれぞれ
雇用管理制度助成:①40万円以下②30万円以下(定額)とされ、募集は随時です。
ぜひ活用していただきたいものです。
本日は都内の飲食業のお知らせ物作成です。