こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
株式会社アンブラン 経理&気学アドバイザーの山崎恵美です。
九星気学や易など東洋の叡智を活かして、御社のマーチャンダイジングや人材戦略をサポートしています。
経理の経験と運気の知恵を融合させた、ちょっとユニークなアプローチです。
まずお伝えしたいことがあります。
「土用」というのは、春夏秋冬それぞれの季節の変わり目にやってくるのですが、
実は冬土用を除けば、ちょうど人が動きたくなる“行楽シーズン”と重なるのです。
そこには、なぜか不思議な現象が──
【不思議その①】行楽シーズンと土用が重なる不思議
・春土用 (ゴールデンウィーク)
桜が散り、新緑が芽吹く頃。ゴールデンウィークで街も観光地も大にぎわい。
けれど春から夏へと気が切り替わる時期で、体は意外と疲れやすい時期です。
・夏土用 (夏休み)
梅雨明けの強い日差し、夏休みの旅行シーズン。
遊びたい気持ちと、休みたい体の声がせめぎ合う頃。
・秋土用 (祝日を含めた行楽シーズン)
紅葉や栗・柿の実り、文化の日を絡めた連休。
楽しい予定が増える一方で、乾燥や冷えが忍び寄り、気の乱れもちらほら。
・冬土用
一年で最も寒い時期。節分や立春を前に「春よ来い」と願う頃。
寒さと芽吹きの気がぶつかり合い、心身のバランスを崩しやすい時期です。
自然の氣は「休め」と言うのに、人は「動きたい」と思う。
このズレこそが、まさに土用であり混沌を体現するもの。注意が必要な理由です。

【不思議その②】行楽シーズンに行きたい方位がNGとなる不思議
■土用に追加される“行ってはいけない方位”
土用の期間には、普段の凶方に加えて「避けた方がいい方位」が一つ追加されます。
流派によっては教えないところもあるので、つい見落としがちです。
■南関東目線での具体例
南関東に住んでいる私の目線に限って言うと──
• 春の土用のNG方位は辰方位の南房総。菜の花が咲き乱れる温暖な千葉方面に、つい旅行に行きたくなります。でもこれはNG。
• 夏の土用は未方位。まさに伊豆方面。海でのアクティビティや海水浴にぴったりですが、これもNG。
• 秋の土用は戌方位。情緒あふれる晩秋の長野や奥飛騨、海外で言えばロマンチック街道…これもNG。
• 冬の土用は丑方位。スキーをされる方は雪と温泉を求めて蔵王へ。ですがこれもNG。
土用はなぜか行楽シーズンと重なり、ついついNG方面に惹かれてしまうのです。
「晩秋の南房総」「真冬の伊豆」「春の奥飛騨」「真夏の蔵王温泉」なんて方位的にはよいのでしょうが、ちょっとピンとこないですよね(笑)
皆さんの「丑」「辰」「未」「戌」方位にはどんな行楽地がありますか?
調べておくと、“ついうっかり”の予防になりますよ。
■土用方位に引っ越しをした方の実際にあったお話
ある方は、とても気に入った土地に引っ越すことができました。
ですが、しばらくしたある日、私にこう言いました。「どうも引っ越してからお金の周りが悪い気がするんです」
その方はもちろん私が氣学の実践者だということをご存知で、ちょいちょい探りを入れてくる方でした(笑)。
で、そのときの私の心の声は──「遅いわっ!」(笑)
(いや、笑い事ではないのですけどね…)
まとめ
結論として、村山流では土用方位への旅行はお薦めしておりません。
気分よく楽しめれば…まぁ、結果オーライかな?と思う所もありますが
でも、もし少しでも不安があるなら避けるのが無難です。
逆に吉方としての引っ越しは可とする向きもありますが、上記のような経験上、私個人的にはお薦めしておりません。
土用の気を重視する流派では、この時期の引越し自体を勧めていないようです。
「じっと家に閉じこもっていましょう」という気はサラサラありませんが、
体に負担をかけずに楽しく安全に過ごすためには、この「土用の禁忌方位」を知って、心に留めておいていただきたいと思います。
休日前に寄せて──どうぞ皆さんも、土用を穏やかに過ごしてくださいね。
山崎恵美
【土用の過ごし方ガイド シリーズ】
→土旺用事の基本① 基礎編~土用とは?季節の変わり目を司る“土の気”
→土旺用事の基本② 注意編~土用期間に避けたいこと・気をつけたいこと~
🧭鑑定・講座のご案内
【気学鑑定】
法人:1回 16,000円(約2時間)
個人:1回 9,000円(約1時間)
【随時開講】
わくわく氣学ゼミ(オンラインあり)
初級講座:月5,900円(全8回)
中級講座:月6,900円(全10回)
詳しくは www.un-blanc.com へ。
----------------------------------------------------------
※タグの説明
■#土用ガイド
土用の時期を安心して過ごすためのヒントや注意点をまとめたシリーズです。基本から実践まで、季節ごとの便りとあわせてご覧ください。
└土旺用事の過ごし方
└九星気学風水
----------------------------------------------------------